2022年度日本ブラスバンド指導者協会総会決定事項

2022年5月8日に行われた当協会の総会で議論の上決定した内容を記載します

1.会員資格について

昨年度の総会で議決した「3年以上会費を納めない会員に関して、次年度総会当日までに支払いのない場合会員資格を失う」という内容に照合し、14名の会員を除名致しました。

以降、当該会員のプロフィール等に当協会員のクレジットが見受けられた場合、削除勧告を促します。

また、再入会を希望する場合は入会金から支払いをすれば、再入会を認めます

2.協会事業に関して

昨年度同様、「ジャパン・ブラスバンド・アンサンブル・ナショナル・チャンピオンシップ」と「ジャパン・スローメロディ・コンテスト」を引き続き今年度も開催いたします。

Facebook、ホームページ上では開催案内をしていますが、以前のように有名楽器店にチラシを置いていただけない場合が増えており、またWeb上の発表では気づかない会員も多いので今年度からは、開催決定のチラシが完成次第、会員の皆様へメール通知をし、参加者の拡大に努めますのでご協力お願いします。

第2回ジャパン・スローメロディ・コンテスト --- 2022年9月4日(日)締切 *動画審査(会場審査は行わない)

第4回ジャパン・ブラスバンド・アンサンブル・ナショナル・チャンピオンシップ --- 2022年12月28日(水)締切 *予選音源締切 

第4回ジャパン・ブラスバンド・アンサンブル・ナショナル・チャンピオンシップ --- 全国大会 2023年2月23日(木祝) 於:救世軍山室軍平記念ホール(東京・神田神保町)

3.新事業に関して

・マーチフェスティバルの開催

(スイス・エレメンタル・マーチ・コンテストを参考に)動画開催で審査員等をつけず、コロナ禍で停滞を余儀なくされているブラスバンド界の活性につながるよう、各バンドに協力を依頼し、無償で発表できるよう整える。11月には発表できるようにしたい。曲間MCは理事長が担当。運営担当は孝橋新理事。

・協会公認指導員の認定について

昨今、学校教職員の働き方改革により、日本においての管楽器演奏力向上に大きなウェイトを占めていた「部活動」が地域移行や、指導者がいない場合廃止の危機に陥っています。

それでも中学・高校は卒業生や地域の吹奏楽団の力で存続できる学校もあるでしょう。しかし、小学校が中心のブラスバンドは「吹奏楽ならわかるけど金管は…」「できないなら廃止すれば…」と安易に廃止・停止に追い込まれる団体は少なくありません。そこで、地域移行や指導員選定の際に行政から安心して任せられる指導者としてのライセンス「公認指導員」の筆記試験・実技試験・面接等を行い、日本におけるブラスバンド活動の縮小に歯止めをかけていきます。年度内に開催予定ですので、詳しくは当協会までお問い合わせください。

・ナショナルユースバンドの結成について

長年の願望であったナショナルユースバンドを今年度から発足させます。ただ、コロナ禍ではありますので、リモートでの動画になります。夏以降、動き出しますので乞うご期待!

・新理事選出について

会員資格停止により1名理事が不足しましたので、以下の者を新理事に選出いたしました。

孝橋人誌

4.理事長からひとこと

私が40年以上前に渡英し、ブラスバンド界のレジェンドと言われる方々に受けた多くの御恩やお言葉を胸に、“家族”ともいわれるブラスバンドを日本で広め、レベルを上げようと、この協会を16年前に立ち上げました。その頃に比べブラスバンドの知名度やレベルは各段に上がりましたが、まだ色々と勘違いや語弊が多い方々が大勢います。少なくとも演奏している方々が「あれはブラスバンドじゃない。こういう風にしないとブラスバンドじゃないんだ。」という発言が減り、色々な人たちが楽しめるブラスバンドが増えることを願っています。

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